相続人関係図 - どうする?相続人の確定

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相続人関係図



遺産相続をはじめるときに最初にやらなければならないのが相続人を決めることで、これは簡単なように思えてかなり苦労するケースがあります。
遺産分割協議書を作成するときには被相続人に関係する人の場合は戸籍謄本(8歳から死亡時までの記録があるもの)と住民票や戸籍の附票の除票、それ以外の相続人の場合は法定相続人全員の戸籍謄本、遺産分割協議書(法定相続人全員分の印鑑証明含む)、相続人の住民票、遺産を譲り受ける人からの委任状(代理人申請の場合)、相続する不動産の一番新しい固定資産評価証明書、相続する物件の登記簿謄本が必要になります。
そして一人でも相続人の分が欠けているとその遺産分割協議書は無効になってしまいますので、必ず相続できる権利のある人は全員集めて協議しなければならないのです。

そこでまずやっておきたいのが相続人関係図の作成で、これは要するに誰に相続権があるのかを調べるための家系図を作ると考えてください。
相続人関係図はインターネット上にテンプレートがあってそこに名前を記入するだけでいいものもありますし、エクセルなどで作成しても構いません。
自分たちが見やすいものを作ってチェックするときに役立ててください。

次に相続人関係図を作るときにやらなければならないのが戸籍の調査で簡単にできるところで言えば、戸籍謄本を取得することでしょう。
ただこれだけでは相続人関係図を作成するには情報不足ですから、被相続人のルーツをたどるために過去帳の閲覧や先祖の眠る墓について調べたり、過去に結婚歴がある場合はそこに子供はいなかったのかなども調べておく必要があります。

相続人となれる人は被相続人が遺言書に残している人物と、法定相続人で、前者の場合被相続人の直系の関係でない人が相続する可能性もありますが、法定相続人に該当する人は遺留分という形で最低限の相続を主張することも可能です。
そして法定相続人になれるのはまず配偶者で優先順位がもっとも高く必ず相続ができます。
次に第一順位の相続人となるのが子供(直系卑属)、第二順位の相続人となるのが父母祖父母(直系尊属)、第三順位の相続人となるのが兄弟姉妹と決められています。

たとえば被相続人に配偶者と子供2人がいた場合は配偶者が全体の2分の1を相続し、子供は残りの半分を分け合う形になりますから4分の1ずつ相続します。
このとき第二順位の父母祖父母と第三順位の兄弟姉妹は相続することはできません。