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相続人を確定できないのはどんなとき?

身内が亡くなったら、相続人を確定して遺産分けをするのが基本ですが、これを確定できないときとはどんなときでしょうか?
それは故人の戸籍謄本の入手と、その解読が終わらないときです。
十中八九、相続人となるだろう候補者が親族にいるときでも、コレが正式に終わらないうちは、確定できません。

そのワケですが、まずは故人との関係性を客観的に証明する必要があるからですね。
長年の付き合いがあり、親族間の仲もよかったら、いまさらその関係性を証明する必要はないように感じられるかもしれません。
ただ、これは法律も絡みますし、相続の結果、多額の資産や負債の所有者が移行する手続きでもあります。
その結果、税金が発生することも多いですから、相続人の確定にはあくまで客観的な証明が必要なんですね。

血縁などの関係の有無を証明するには、戸籍謄本を入手することです。
これには、故人と関係のあった親族名がすべて漏れなく記載されています。
つまりこれに名前が載っていれば、公的に故人との関係を証明できるわけです。
ですから、コレの入手と、どこに誰の名前が載っているかといった判読が終わるまでは、法定相続人は確定できません。

また、コレの調査の結果、付き合いのない親族が判明することもよくあります。
相続人の確定に故人との仲や、他の親族との付き合いの有無は関係ありませんので、他にも故人の親族がいれば、その方も相続人の候補です。
優先順位が高い親族なら、付き合いのある親族よりもそちらの方が相続人として確定することもありえます。
このような手順が必要ですから、逆に言うと、コレが終わるまでは確定できないんです。

戸籍謄本がまだ手元に来ていないという状況はもちろんのこと、入手した後も正しく判読する必要があります。
慣れていない方だと、戸籍謄本の見方がよくわからないことも多いでしょう。
また、あまりに古い戸籍だと、筆による筆記体での表記になっており読めないといった事例もあるようです。
読み方がわからないときは、専門家や役場の方に見方を相談して、正しく判読できるまでは相続人を確定できません。
このような事例には注意してください。