相続税申告が必要な相続人とは - どうする?相続人の確定

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相続税申告が必要な相続人とは



相続が起きたときにありがちなのが、相続税の課税です。
高額な遺産がないとこれが非課税となる場合も多いのですが、遺産の金額によっては、資産家でなくてもこれが課税されることはありえます。
そんなとき、誰がこの相続税の申告を行うのかというと、確定した相続人たちです。
もし相続税がかかる場合、申告を滞りなく行うためにも、相続人の確定はきちんと行う必要があります。

相続人は誰がなるのかというと、まずは配偶者です。
故人の配偶者がまだ生存している場合、本人が相続を辞退しない限り、相続人に確定します。

この配偶者と一緒に相続人に確定するのは、まず故人の子供です。
生存している子供が一人でもいれば、その方が配偶者と一緒に相続人に確定します。
なお、子供がいたものの、その子の方が被相続人よりも先に亡くなっていた場合、その子に子供がいないか、調べてください。

今回の被相続人から見て孫にあたる相手がいれば、代襲相続の適用により、その孫が本来なら相続人になるはずだった子に代わって、今回の相続で相続人に確定します。
この代襲相続は孫からさらに先にも適用されますから、あまりないケースですが、子も孫も被相続人より先に亡くなり、ひ孫が生存している場合は、そのひ孫が故人の配偶者と一緒に相続人になるのです。

このような配偶者と子や孫といった直系卑属が配偶者に決まるケースが多いものの、もし子供が一人もいない場合は、故人の両親や祖父母などの直系尊属が配偶者と一緒に相続人になります。
もし両親や祖父母もみんな亡くなっている場合は、故人の兄弟姉妹やその子供が、配偶者と一緒に相続人に確定するのです。

このようにして相続人は確定していくのですが、その相続で相続税の申告が必要になった場合、誰がその申告を行うのでしょうか?
これは確定した相続人全員で申告を行う形になります。
特定の対象者だけが申告を行うわけではありません。

相続税が発生する相続の場合、相続人に確定して実際に遺産も受け取る方は、全員に相続税が課されます。
相続税は、その相続で発生する総額をまず計算し、それを各相続人が実際に受け取る遺産の割合に応じて割り振るのです。
ですから相続税が発生している相続で、実際に遺産を受け取った方に相続税がかからないというケースは、それほど多くありません。
その場合は必ず申告が必要になります。

そしてこのときには、申告は相続人全員の連名で行う形になります。
そのため、相続税が発生する相続で相続人に確定したら、必ず申告手続きを忘れずに行ってください。