相続人の権利、遺産分割協議とは - どうする?相続人の確定

どうする?相続人の確定 > 相続人の権利、遺産分割協議とは

相続人の権利、遺産分割協議とは

相続のためにも相続人を確定する必要がありますが、そもそも相続人とは何のことなんでしょうか?
これがわかっていた方が、相続人の確定をきちんと行えますよ。
相続人とは、厳密にいうと遺産分割協議に参加できる人のことです。
名前だけ見ると無条件に遺産分けを受けられそうな人に見えますが、厳密には違うんですね。
遺産をどう分けるかは、確定した相続人同士で話し合い、分割方法を決定します。
また、そもそも相続するかどうかの決定にも関わり、限定承認という特殊な方法で相続するには、これら相続人全員の同意が必要です。

相続人とはこのような権利を持つ方のことですが、確定方法が間違っており、対象者が違っていたり、抜け漏れがあったりした場合はどうなるでしょうか?
このとき、実は遺産分割協議もやり直しとなります。
遺産の相続は対象となるメンバー全員の同意を持って決めるもので、意見がまとまらないうちは、正式な遺産分けができません。
コレがきちんとされていない遺産分割は、無効となります。

相続人の確定方法が間違っており、反映されるべき方の意見が反映されていないときも同じなんですね。
相続人だった方が異議を申し立てれば、遺産分割協議もやり直しです。
コレに例外はなく、すでに遺産の分割を終え、遺産の一部がすでに使われた後でもやり直す必要があります。
ですから、相続人の確定には慎重さが必要で、対象者のリストアップに抜け漏れが出るのは極力避けたいんですね。

これは遺言がある場合も同じです。
法定相続人に確定する方には遺留分と言って、最低限受け取れる遺産の量が法的に保護されています。
たとえ故人が特定の親族にすべての遺産を譲る意思を示しても、法的に相続人となる方なら、遺留分は受け取れることが多いです。

相続人とはこのような権利を持つ方で、どのような状況でも、遺産分割協議の場には必ずいてもらわないと、後で問題になることがあります。
それが基本ですので、そのつもりで対象者を確定してください。
誰が相続人となるのか、不安があるなら専門家などへ相談すると安心です。