相続人の確定にありがちな問題 - どうする?相続人の確定

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相続人の確定にありがちな問題

相続人を確定する際によくあるため、気を付けたい問題とはどんなものでしょうか?
それは、確定までに非常に時間がかかるといったものです。
候補者のリストアップのため、故人の戸籍謄本を入手するのが基本ですが、これだけでもかなりの時間がかかることが多いです。
といいますのも、戸籍謄本とは故人の本籍地に1つあるだけとは限らないからですね。

戸籍とは、本人が出生した時点では親の戸籍に入るだけですから、基本的には1つだけです。
ただ、別の土地へと引越して、そこに本籍地を移せば、そこで新しく戸籍が作られるため、2つに増えます。
結婚すれば、伴侶の方を加えた新しい戸籍がまた作られ、さらに増えていきます。
そこからまた引越などをして本籍地を移せば、またその分だけ戸籍が増えるわけですね。

このように戸籍は1つだけとは限らず、そして故人に関わる戸籍は相続人の確定のため、すべて必要になります。
ココで必要なのは、故人の出生から死亡に至るまでの一連の戸籍ですからね。
つまりは故人の人生の足跡を辿るような資料を漏れなく入手するわけで、故人のこれまでの足取りによっては、かなりの手間がかかることも多いです。
ちなみにこれら戸籍謄本ですが、その当時、故人が本籍地を置いていた市町村に請求する形となります。
日本全国を転々としており、そのたびに本籍地を動かしていた方が亡くなったら、その方の相続人を確定するため、故人の足跡を辿るように、日本全国の市町村でそれぞれ故人の戸籍謄本を請求する必要があるんです。

このように相続人の確定のため、戸籍謄本を用意するだけでかなりの時間がかかるため、他の相続スケジュールを圧迫したり、最初の頃に取得した戸籍謄本の有効期限が切れるといった事態が起こりえます。
相続とは、相続人を確定したら終わりではなく、むしろそこからが相続問題の始まりですからね。
そのスタート地点に辿りつくまでに時間がかかりすぎると、望んだ形で遺産分割ができなかったり、相続問題が長期化しがちです。
ですから、相続人を確定するためのこれら手続きは早めに着手するか、専門家のサポートを受けるかするといいですね。